2013年2月17日日曜日

「ゆ」

じゅんです。今回のお題はじゅんの「ゆ」。
バンドで東京に行く前に酔っぱらって酒ビン割って左手首を怪我しました。ええ年してアホかいなと反省。ま、大事には至らず、五針ほど縫ったけど指も動くし、考え様によっては随分ラッキーだなと感謝。不調やなと思うのも気のせい。気の持ちようは大切、ということで、ゆったりの「ゆ」、お風呂の「ゆ」。

普段はサっと読み飛ばしている文字や記号も、じっと見続けていると音にした感じとか形そのものの味わいがどんどん出てくるから不思議。詩や書なんかはそういうことを突き詰めているんでしょうね。そういえば「日本語で遊ぼう」っていうNHKの番組は面白かったな、ウチには長らくテレビないですが。

平仮名の中では僕は「ゆ」が一番好きです。や行の「やゆよ」は、音の質感が優しいし、スモールサイズが公認されているのも可愛い。平仮名はみんな丸っこいけど「ゆ」の形はかなりユニークだと思っています。
金魚やマンボーに見えてきたり、右に90度回転すると線香花火の先っぽ、左に90度回転させると地球儀かな、意外とグローバル。監視衛星の軌道が見えてくる。隕石が落ちてくる。ドロンパが泣いている。ちなみにアルファベットでは「Q」が好き。オバQの「Q」。猫の後ろ姿のよう。猫と金魚、虎さん濡れ鼠・・・

とりとめないな、すみません。「湯」にチェンジ。
先月の拾得「ひょこパ」の日の朝は、岡山の湯郷温泉で早起きして真っ暗な露天風呂に入ってきました。寒空に独り占めする湯気の中、しみじみ。前回のブログ投稿で書いた温泉行きの念願が早くもかなったのか、1ヶ月も経つと遠い過去のようでもある。「今日はどんな風に演奏しようかな」とか湯に浸かって考えるのもよいですね。
子カッパくん、平和を守らなあかんなぁ
今月40周年を迎えた拾得の思い出を一つ。
10年ちょっと前まで西に一筋くらいの近所に銭湯がありまして、拾得で演奏する日はリハが終わると僕はそこに行くのが習慣で「本日の薬草風呂」に入ってる二日酔いのテリーさんとよく遭遇しました。いつも空いてて気持ちよい。さすがに大晦日には人がいたけどレコード大賞が始まるころに潮が引くようにいなくなるのが面白かったな。なくしたと思ってた結婚指輪を、排水口に引っ掛かってたよとおばちゃんが取っておいてくれてたエピソードもあり、好きな場所でした。

演奏前に一っ風呂浴びる習慣を復活させよかなあ。ウチのキャプテンも「銭湯音頭」の踊りを考案して踊ったり普及活動に絡んでたことだし。
キャプテンおでこの「ゆ」が裏返し
と思ってたら、先週末の名古屋「58ムーン」のリハ前に中井代表の計らいでパイレーツ・カヌーのみんなで風呂に入りに行きました。やはりよいもの。びばのんの。傷も癒えたよ。抜糸も済んだ。

東京~名古屋から帰宅するとプレゼントだよと焼酎の一升瓶が3本も置いてありました。すぐに反省を活かして怪我しない程度にありがたくいただいています。多謝。

では、次の日曜日。ひょこパ@拾得で祝杯あげましょか。
前回のひょこパ、ゲスト3人との「ドラゴン」!!